イップ・マンであるドニー・イェンが出てるのね地元の映画館で映画を観すぎて貯まったスタンプで
無料で1本映画が観られるという事で2018年初映画。
過去の名作の映画ポスター展示企画
今回は歴代のスターウォーズのポスター大集合でした。
昭和レトロな第一作目(エピソード4)のポスターなんかは
これ本物の当時品なんですかね?
レプリカ?
いつも気になる。
さて今回観に行った映画は
リメイク版『IT』!リメイク前のテレビ映画版はよくネットで話題になったり
gif画像になってたりしていて気になってたのを機に
少し前にBlu-rayを購入。
スタンド・バイ・ミーのホラーバージョンみたいな感じで
怖さと
子供達の子供達なりの世界・・・人間関係の群像劇が
ちょうど良くミックスされて
古い作品なのですが
その「古さ」と「色褪せない新鮮さ」の両方が
どちらもそれぞれ楽しめるものとして大満足なのでした。
(化物ピエロ「ペニーワイズ」の仕掛けてくる
ある乗り物内での風船の警告なんか
大きな音や急に何かが飛び出してくる・・・なんてのに頼らない
カメラワークだけの驚かせ演出で素晴らしいと思う)
さて今回のリメイク版ですが
大筋はリメイク前の元とほっとんど一緒。
ただし映像面が超絶大幅にパワーアップ!
冒頭の主人公ビルの弟ジョージーがペニーワイズにかどわかされるシーン。
ここを始めとしたあらゆる恐怖シーンが
現代にあわせてか 全て大仰に
グロテスクに ショックにアップデートされています。
映像表現は素晴らしく
あるシーンで巨大ペニーワイズが出てくるシーン
これは平面のスクリーンで見てるのに
3Dで飛び出してるかのような錯覚を受けました。
「枠」から上半身をはみ出させて撮ってるせいか
本当に画面から出て暴れてるかのようで。
子供達が行方不明になる町
イコール ペニーワイズに殺されてるという事なんですが
ジョージーを始めとした子供達に
おぞましい変異や激しいダメージ表現があるのは
観てて「うえ~!」っとなりました。
アメリカってこういうの厳しいんじゃなかったでしたっけ。
ただ映像面でパワーアップした事と
ペニーワイズのデザインが「普通のピエロ」から脱した
ちょっとダークファンタジー入ったデザインになった事
おどかしの演出が分かりやすい事
(この映画 溜めたあとに必ず 絶対に 怖い映像を出してくれます
溜めてスカしてから怖いのドーン!・・・とかありません)
これらの要素のせいで
恐怖シーンも個人的になんか笑っちゃう出来になってるんです。
怖いは怖いんですけど
もう上映時間ほぼ全てでペニーワイズが出張って
あの手この手で子供達7人に激コワなちょっかいを出してくるので
「ペニーワイズが必死に頑張って怖がらせようとしてる!」って感じに見えちゃって・・・。
(設定的にも実際そうなんだけど)
とはいえやっぱり映像面の強化は素晴らしく
負け犬クラブが湖畔で水遊びするシーンは
特に子供達の儚い美しさが印象に残りました。
「家の中にある怖いものは見ないようにして通り過ぎる」
(けど結局見ちゃう)
「女の子を見てて 振り向かれたら素知らぬフリをする」
などの小学生あるあるネタも追加され
出てくるクリーチャーや演出は今風ホラー
(ジャパニーズホラー入ってる奴も)
ビックリ大音響 お化けが目の前に飛び出し!!なんて
侘び寂びもないチカラワザで驚かせてきたりと
良いところも 私の好みじゃないところもありますが
「ビッ!ビッ!リッチー!」をちゃんと言ってくれたのでめっちゃ嬉しかった!
続編(というか後編?)は2019年公開ですって。
遠いわね。
だけどだけど
この映画だけでもスッキリ完結してるのでオススメ!
次は
『KUBO』を観に行きます!
観たかったや~つ。