スポーンのフィギュア紹介第一回目は
スポーンの監視役を務めるバイオレーターの人間態 クラウン。
商品名の「クラウンⅡ」というのは
「クラウンのフィギュア2作目」という意味。
その名の通り 顔にはピエロのメイクをした超デブ。
コミックでも両足が繋がってるように見えるくらい短足なのも再現。
悪魔が変身しているのでその名残か 眼は赤く 手の指は4本。
所有している「クラウンⅡ」はリデコ版スポーンのフィギュアには
「リペイント版」「リデコレーション版」と呼ばれるバリエーションが存在していて
一種類のフィギュアでも
再生産時や 同じ商品でも意図的に塗装や造形が変えられている物があり
塗装が違うもの=「リペイント版」
造形が違うもの=「リデコレーション版(リデコ版)」
と呼ばれ
数が少ない品はレアリティが高いとされていました。
特にスポーンフィギュアが登場した初期には
あえて一部造形が違うものを紛れ込ませて発売したことはユーザーには告知されていなかったので
通常 顔をマスクで覆っているスポーンフィギュアの中に
「顔半分のマスクしか無く ただれた素顔が見えているVer.」
「マスクが全く無く ただれた頭部が新規に付けられているVer.」
(ハンバーガーヘッドやアンマスクドと言われるレアモノ)
が極小数混じっていて
そんな通常商品にレアが混じってるような状況から
『スポーン=激ヤバ即ゲット』という流れが発生した・・・ように記憶してるけど違うかも。
もちろんフィギュアの出来自体も当時としては・・・というか今見てもスゴイので
そこも合わせて・・・という事で。
これが箱裏に載ってた通常版クラウンⅡ 上の画像との違いが分かるかな?通常版は
肩の上の 映画「マスク」で出したみたいなデタラメ山盛り銃器がガンメタ風の塗装。
シャツの色も違いますねー。
閉めきれていないズボンのチャックから覗くパンツの色も違う。
ガンベルトの色も。
体に巻きつけたダイナマイトがリデコ版だと水玉に塗られててパーティー仕様に?
そして一番違うのは
「どういう殺し方したの!」と聞きたくなる
左腕に貫通しているサングラスかけたチンピラの生首!それ欲しぇ~!
という訳で リデコ版には左腕の生首はナシ。
その代わり?チンピラの生首があった場所には ちゃんと歯型が・・・芸コマこういう所にシビレテた・・・そして現在進行形でシビレテる訳なんですよ。
15年前のボンクラキッズピーターパンシンドロームは。
この太い腕にビキビキの血管浮きまくり! タマラナイ!当時 アメトイ雑誌を見ながら
「うげ~ リデコ版のクラウンⅡだっさ~! 通常版に比べて銃器の塗装超手抜きじゃん。
ぜってぇいらねぇ~。 ていうかクラウンいらねぇ~デブだし」
と思っていたけど
時を超えて現物を手に取って見ると
黄色の成型色に赤のスプレーを前から吹いただけっぽい塗装も
ポップアートな感じで悪くないかな~と思っている侘び寂び枯山水の世界~。
今は体型もだいぶクラウンに寄っていってるからね 寄せていってるからね